いつも抜きどころのないサーキットで見所が少ない。なので今年は録画しなかったのですが、今年はみどころ一杯で大失敗。おかげで最近は翌日に響くのに、最後までみてしまいました。ビデオにとっておくんだったな。やはり、雨のレースは荒れますが、ハンガロリンクは本当にすべるみたいですね。ほうぼうで車がスピンしていました。
序盤はライコネン、デラロサのハイペースすら上回る、アロンソの恐ろしいペース。あのシューマッハはまったくペースが上がらず、アロンソに一回ぬかれたあと、すぐ周回遅れにされてしまった。これで、アロンソの圧勝かと思いきや、ここから話がどんどん動き出す。
まず、ライコネンがあまりにペースが速すぎたのか、リウッツィがスローダウンしたのか、とりあえず追突という事態になってセーフティーカー導入。リスタートの後、ふたたびアロンソの一人旅になったものの、ドライタイヤに履き替えたとたんにドライブシャフトのトラブル?で、ストップ。
気がつけば、バトンが首位にたっており、M.シューマッハも中盤周回遅れにされたにもかかわらず、いつまにか2位を走行。バトンはそのまま走りきり113戦目の初優勝をかざった。M.シューマッハは他車がドライタイヤに変更する中で、インターメディエイトウエットで粘り続けたものの残り2周でスローダウンしてしまった。アロンソに大きくポイントで近づくチャンスだったのに、これは大きい。
今回、バトン・ホンダが優勝したことで、ホンダにまつわる勝てない悪い流れが断ち切れれば、日本のファンにとっては、F1がさらにわくわくするものになるでしょう。今年、日本車の中で優勝するとしたらトヨタと思っていましたが、これは意外でした。まあ、普通の状態ではルノーに全く及ばないでしょうから、今回の星は本当にホンダにとっては大きなポイントでした!